厚木市在住のZさん(53歳)は、住宅ローンも支払い終わり、平凡な生活を送っていたのですが、貯金など無く、急な出費があるときは、平成の始めごろから消費者金融などを利用していました。しかし計画的に利用してきたため、返済を遅らせたことはなく、現在も3社から100万ほどの借入れがありますが、問題なく返済していました。
Zさんはこのまま、消費者金融さんといいお付き合いをさせていただき、最終的に退職金で一括して支払い、その後は年金で平凡に生活していくという人生計画を立てていました。その計画通り、毎日を過ごしていたのですが、ある日、仕事中に倒れてしまい、救急車で運ばれてしまったのです。検査の結果、脳梗塞だということが分かり、すぐに手術を行うことになりました。手術は成功したのはいいのですが、もともと貯金などをしていなかったZさんにとって、 高額な手術費用をどのように工面するかが大変な問題となっていました。
もちろん持ち家を売ることなどはできませんし、消費者金融の返済も続けなければならず、八方ふさがりの状況でした。日が経つにつれて、消費者金融からの取立ては厳しくなり、今まで優しかった消費者金融の担当者も人が代わったかのように返済を迫ってきました。そんな折に、会社の友人がお見舞いに来てくれ、今の状況を正直に話したところ、いい方法があるということで、すぐに友人から紹介された司法書士事務所に相談に行きました。 |