横浜在住のQさん(25歳)は、大学卒業後、某企業に就職が決まり、それから実家を出て一人暮らしを始めることになりました。一人暮らしは初めてだったので、洗濯や掃除などに慣れるまで大変でしたが、仕事も楽しく、毎日が充実していました。
仕事にも慣れ始めた頃に、会社の先輩から誘われることが多くなり、週に2〜3回は会社の帰りに飲みにいくことが多くなりました。始めは、生活費以外には何もお金が掛からなかったので、あまり気にしませんでしたが、徐々に飲みにいく機会も増えていき、少しずつ家計にも影響を及ぼしてきました。先輩からの誘いであるということもあって、断ることができず、家計が苦しい時も行くことが増え、給料前などにはお金が足らず、CMなどで有名な消費者金融から借りることもありました。ただ、この時は借りる金額も数万円だったので、次の給料日には全て返済していました。
しかし、年末を迎え、忘年会などで大きな出費がかさむにつれて、消費者金融からの借り入れは3社で100万円を超え、毎月の返済は7万円にもなっていました。その後も、返済をしては借入れをする毎日が続き、消費者金融4社で150万円、毎月の返済が10万円を超えたときに、さすがにこのままでは大変なことになると思い、消費者生活センターへ相談に行ったところ、近くの司法書士さんを紹介され、事務所に相談に行くことにしました。 |